【2020年 SNS利用目的調査】 LINE、twitter、Instagram などの利用目的とは?

近年では非常に多くの企業がSNSを活用し、商品やブランドの情報の発信を行い、ブランド力向上に繋げています。SNSを活用したマーケティング成功に導くには、各SNSの特徴や傾向を深く分析し、適切なタッチポイントを設計するスキルが必要不可欠です。
VENECTでは、生活者にブランド価値を届けることができるコミュニケーションを設計するため、重要なタッチポイントの一つであるSNS利用状況の自主調査を行っています。今回2020年版のSNS利用状況についてまとめましたので、ユーザー数や、利用目的の変化について一部データを公開します。
※調査対象チャネルは、LINE、YouTube、Twitter、Facebook、Instagram
※調査全データが必要な方はお問い合わせください。
公開データ1.主要SNSユーザー数(国内) 2.各SNSのユーザー満足度 3. 1日あたりの平均利用時間 4.各SNSの利用目的 5.情報検索方法の変化 6.SNSと購買活動の関連性
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Date2020年12月09日
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CategoryColumn
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Tag#Research & Analysis#SNS#マーケティング戦略立案#利用状況調査
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主要SNSユーザー数(国内)
2019年時点でのユーザー数の推移(2019年時点)
・LINE:8,200万
・Twitter:4,500万 ※2017年以降更新なし
・Instagram:3,300万
・Facebook:2,600万
・TikTok:950万
SNS利用満足度
各SNSに対して満足しているかどうかをアンケートを取ったところ、すべてのSNS70%の人が満足していると回答。その中でもYoutubeは、91.1%と一番高い満足度を獲得しています。
1日あたりの利用平均時間
Youtubeは「30分未満」と答えた人が32.4%。「60分未満」と回答した人が30%であり他のSNSと比較すると平均利用時間が長いことが分かりました。
各SNSの利用目的
【LINE】「近況報告」と「メッセージやコメントをすること」を目的にLINEを活用している人が多いことが分かります。
【Instagram】有名人の投稿を閲覧することを目的としている人が51.5%と半数を越えています。次いで、「友人や知人、家族の投稿を閲覧し、近況を知る」が36.2% 、「興味がある分野の情報収集」が32.6% とInstagramでも情報収集目的で活用する人が多いことが分かりました。
【Facebook】「リアルの友達とつながる目的」が21%、「連絡手段目的」が16%、「趣味に関する情報収集手段」が13%と、情報収集の側面で活用している人も多いことが分かりました。
【Youtube】男女ともに10代の閲覧利用が60%弱と一番多く、10代~30代男性の15%は投稿利用でも活用していることが分かります。
情報検索方法
利用目的でもあったように、従来は検索と言えば、GoogleやYahoo!を使って検索することが主流でしたが、現在ではそれら2つの検索サービスに加えSNSで検索する人が急増しています。SNS検索の特徴として、以下2点があります。
①トレンド情報収集に向いている
②情報が短いので記憶に残りやすい
各SNSでの検索方法としては、Youtubeはフリーワードで検索している人が多く、LINE/Facebookは家族や友人の投稿、メッセージを閲覧して情報収集する割合が高いという結果になっています。
SNSと購買活動の関連性
Youtubeを視聴している20代女性のうち89.8%、30代女性は68%が商品購入前にYoutubeの動画を参考にしたことがあると回答しています。
実際に購入した人の割合になると、男女共に20~30代の購入経験が80%以上と非常に高い割合となっています。
最後に
データから読み取れるように、SNSの利用状況はユーザー数だけではなく使用目的も変化しています。現在では情報収集ツールとしても活用され、購買活動にも大きな影響を与える存在となっています。
記事では公開していないデータもございますので、全調査データをお求めの方は以下よりお問い合わせください。