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ブランドの価値を届けるために必要な人材とは

2013年にデジタルエージェンシーとしてスタートし、さまざまな案件を通じて、幅広い経験や知見を蓄え、デジタルの枠にとらわれないマーケティングエージェンシーへと進化を続けるVENECT。
同社を牽引する代表取締役の大脇と取締役である依田が、日々目まぐるしく変化する市場を見据えながら、時代に応じてさらなる進化を続けるVENECTの今とこれから。そして、VENECTが求める人材について語ります。

この記事でわかること
  • venectのこれまでの事業軸・今後目指す未来
  • マーケティング部門を見直す必要性
  • venectの求める人材

読了目安:6分

目次

これまで事業の軸になっていたことと、今後目指す未来

大脇: 私たちは、2013年に創業して以来ずっと変わらずに、生活者の体験価値を創出するっていうことを考え続けてきたけど、クライアントと顧客との体験をつなぐことって、単なるプロモーションの延長線上ではないんだよね。顧客と体験をつなぐことの“体験”って、どういうことだと思う?

依田: “体験”というのは、モノを使うこと体験だけじゃなく、買い物自体や、その商品の情報を収集するというようなことも含めての“体験”だと思うんだ。クライアントと生活者をつなぐ場を作ることが目的で、これにはオフラインとオンラインの垣根を越えた、多様な施策が必要になってくると思うよ。

大脇: まさにその通りだね。そして2025年までに私たちVENECTの目指す場所は、【バリューチェーンマネジメント】(※)のサポートができる会社になること。私たちは「価値と体験をつなぐ」ことのできる、マーケティングエージェンシーを目指していますから。

(※)バリューチェーンマネジメントとは、業務を「購買物流」「製造」「出荷物流」「販売・マーケティング」「サービス」という5つの主活動と、「調達」「技術開発」「人事・労務管理」「全般管理」の4つの支援活動に分類して、製品の付加価値がどの部分(機能)で生み出されているかを分析し、価値の連鎖を最適化する手法。

マーケティング部門の在り方から見直す必要性

大脇: 我々が目指していく事業の方向性を実現するためには、マーケティング=宣伝活動、プロモーションのみだという考えを見直す必要があると思う。私はずっと【マーケティング=経営】だと考えていて、経営が理解できていないと、マーケティングはできないと思っている。  

依田: 確かに日本の企業では、マーケティング=プロモーションというような考えの会社が多いけど、外資系企業では、マーケティング=経営という捉え方がスタンダードだね。

大脇: マーケティング部門が担う役割、アウトプットは常に経営全体を理解した上で取り組みをしていくことが私たちのミッションのひとつ。同じ組織内で部門間の分裂が起こって、正しいタイミングで最適な商品やサービスをリリースすることができなくなってしまう。そうなると結果的に、その会社の持つブランドの資産価値を下げてしまうことにもなりかねないし。

【マーケティング=経営】という考え方が徹底されれば、部門間が共に創造的に動くことができる。まさに『共創』しながら、その会社の資産価値を向上させるための動きができるはず。私たちはそういった考え方を広めて、企業と顧客との間に、究極のブランド体験をつないでいくことを目標にしているんです。そして、この考えに共感してくれる仲間をどんどん増やしていきたいよね。

VENECTが今求める人材とは?

大脇: 「VENECTってIT企業だから、業界経験者やデジタルスキルの高い人じゃないと難しいんじゃないかな…」と思われがちだけど、実は企業の経営企画部門や商社での経験を積んだ人も、活躍できる会社だと思うんだよね。

仕入れから販売までのプロセスとか、商売が分かっている、いわゆる“商売人気質”の人が理想だね。お客様が作った良いものを上手に売る方法を、お客様と一緒に考えられる人。

依田: でもそういった転職例って、この業界ではまだあまり聞いたことはないんだけどね…

大脇: それはまだ【マーケティング=経営】という本質が、転職市場でも広く認知されていないからじゃないかな。それ以外にも、この業界は知識や技術のハードルがすごく高いんじゃないかと思われてしまっているのかもしれないし。

依田: でも実はそんなことは全然なくって、ウチの会社にも業界での経験の無い人が転職してきて、実際にバックグラウンドで培った能力を活かして活躍しているしね。

大脇: 何より重要なことは【マーケティング=経営】という本質に気付き、ビジネスゴールを見据えてプロジェクト全体の管理や進行のできる人。物事を前に進めることのできる力のある人が良いね。どうやったら前に進められるかということを、真摯に考え続けていける人。

依田: そんな人が経営企画や商社などでの経験を活かして、経営に紐付いた中長期的なマーケティング支援ができれば、クライアントから信頼してもらえる存在になるよね。

大脇: これまでの経験を活かして、私たちと一緒に『ビジネスの交通整理』をしたい人には、ぜひVENCTに来てもらいたいね!

代表取締役 大脇 香菜
2013年にVENECT入社後、プロデューサーとして様々なクライアントと共に、本質的なビジネス課題の解決に向けたマーケティング支援業務に従事。2016年2月から代表取締役に就任し、自社の経営・組織力強化に注力している。
取締役 依田 勇
デザイン会社、eCRM支援会社を経て2013年にVENECT入社。様々なクライアントのマーケティング計画から実行までを含めたマーケティング支援業務に従事。計画から実行、そして結果へ繋げるためのパートナーとして多くのプロジェクトを担当。

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