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【2024年版】ECの利用状況調査

コロナ禍により拡大したEC市場ですが、WHOが新型コロナ緊急事態宣言終了を発表し5類感染症に移行した現在、外出需要の増加などにより、実店舗へ回帰する動きが増加。しかし依然として「EC」はマーケティング活動を行う上で重要な存在です。

本記事では、VENECTで毎年行っているEC利用状況の自主調査レポート「EC Landscape-2024」から一部取り上げ、ご紹介します。ECだけではなく、実店舗との使い分けや、店舗受け取りサービスの利用傾向なども取り上げていますので、オムニチャネルやO2Oマーケティングを行う企業様も、ぜひご覧ください。

▼レポート全編版を無料配布中
https://www.venect.jp/download/
※調査データ「EC Landscape-2024」を選択してください。

ユーザーの利用状況や意識の変化が詳しくわかるデータとなっていますので、是非マーケティング活動にお役立てください。

この記事でわかること
  • BtoCにおけるEC市場規模の経年推移
  • 1ヶ月あたりのECサイト平均利用率
  • ECを利用する理由
  • また利用したいと思うECサイトの特徴
  • ECの支出額の推移
  • ECサイトと店舗の使い分け方
  • 店舗受け取りサービスの利用状況
  • ECサイトからのメルマガ開封率

読了目安:5分

BtoCのEC市場規模

2023年時点でのBtoCのEC市場規模は、24兆7,435億円となっており、前年と比較し1兆9,987億円増加しました。伸び率は昨年度より鈍化していますが、全体として増加の傾向にあります。特に、サービス系分野における割合は+22.27%と、物販系分野とデジタル系分野よりも増加しました。

1ヶ月あたりのECサイト平均利用額

1ヶ月あたりのECサイト平均利用金額は「3,000円未満」が最も多く、27.5%でした。次に「3,000円以上〜5,000円未満」が22.8%と続きました。

ECを利用する理由

ECで買い物する理由は「オンラインで購入した方が安いから」が最も多く、44.6%でした。次に「外出しなくても購入することができるから」が43.1%、「配達してもらえるから」が35.4%と続きました。

※実際のレポートでは「年代別での購入理由」「1ヶ月の平均利用額」など、より詳細なデータを見ることができます。

また利用したいと思うECサイトの特徴

また利用したいと思うECサイトの特徴は「品揃えが豊富」が最も多く、73.8%でした。次に「クーポン・キャンペーンなどのネット限定特典がある」が、44.0%と続きました。

ECの支出額の推移

ネットショッピングの支出額の推移をみると、1世帯あたり毎月2万円以上は支出があり、2022年と比較して増加傾向にあります。月別での推移では、特に12月の支出額が多くなっています。

参考:総務省統計局「会計消費状況調査 ネットショッピングの状況について」
URL:https://www.stat.go.jp/data/joukyou/2023ar/index.html

ECサイトと店舗の使い分け

過去半年間における生活者の購買行動は「オンラインで商品を見て、オンラインで買う」が最も多く、56.7%でした。次に「実店舗で商品を見て、実店舗で買う」が43.5%と続きました。

店舗受け取りサービスの利用状況

これまで、ECサイトで店頭受け取りサービスを利用した事がある割合は、全体の40.3%でした。

※実際のレポートでは「年代別」での利用傾向など、より詳細なデータを見ることができます。

ECサイトのメルマガ開封率

ECサイトのメルマガは「見出しを見て、気になるものだけを読んでいる」生活者が最も多く、36.6%でした。次に「メルマガを登録していない」が20.8%、「見出しだけに注目し、内容はほとんど読んでいない」が12.4%と続きました。

※実際のレポートでは「注目するメルマガの見出しについてのアンケート結果」など、より詳細なデータを見ることができます。

全調査データを無料配布中

本記事では、調査レポート「EC Landscape-2024」から一部抜粋し、ECの利用状況をお伝えしました。全編版では、さらに詳細な利用状況や、本記事では取り上げていない、チャットボットの利用率、商品レビューと口コミの影響力、業界別EC利用状況(ファッション、化粧品、家電製品、ネットスーパー)などもご覧いただけます。是非マーケティング活動にお役立てください。

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最後に

近年では、オンライン・オフライン問わず、サービスの利便性を高め、注文から商品が手元に届くまでの全工程において、生活者が満足できる体験を設計することが重要となっています。VENECTでは、生活者を中心とした考え方を基軸に、マーケティング活動全体のコミュニケーション設計を行っております。EC事業の推進でお悩みの方は、是非一度下記よりお問い合わせください。

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