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ワークショップ型の振り返り法「KPT法」とは?

プロジェクトに携わった人数が多いときや、忙しくて時間が取れないとき、プロジェクトの振り返りが疎かになってしまうことはありませんか?
振り返りを疎かにすると、プロジェクトの再現性が下がるだけでなく、会社として・個人として長期的な成長を考えたときに大きな機会損失につながります。

本記事では、プロジェクトを振り返る際に有効なフレームワークである「KPT法」について、VENECTで行っているプロセスをもとにご紹介します。

目次

KPT法とは?

行動や結果を「Keep(継続)」「Problem(問題)」「Try(挑戦)」の3つの観点から整理して、プロジェクトを振り返るフレームワークのことです。

必ず守るべきルール

VENECTで振り返りを行う際は、以下のルールを設けています。基本的なことかもしれませんが、まずはルールを再確認することから振り返りを始めます。

  • デブリーフィングの時間内はメールなどを禁止し、振り返りに集中する
  • 役職に関わらずフラットな状態で、積極的に発言・意見交換をする
  • 時間内に全メンバーが発言できるよう、相手の話す時間にも配慮する
  • 個人の責任追及ではなく、プロジェクトの仕組みや起きた事象について「良かった点・問題点」を挙げる
  • 事前に自分の意見をまとめておく

VENECTで行っているKPT法の進め方

VENECTではKPT法をベースに、プロジェクトの目的を振り返る「Objective」と、明日から実行することを決める「Action」を追加しています。振り返りで出た改善案を具体的な行動に落とし込み、次回のプロジェクトに活かすためです。

具体的な進め方は以下のとおりです。

Objective:プロジェクトの目的を振り返る

VENECTでは、KPT法に「プロジェクトの目的を振り返る」項目を追加しています。プロジェクトを進めるうちに、本来の目的が何だったのかを見失ってしまうことはありませんか?

案件を遂行するうえで「プロジェクトの目的」は、チームメンバーが共通認識として持つべき最重要事項です。しかし、目の前のタスクに集中するあまり目的からずれてしまうことは誰にでも起こり得ます。さらに、役職や立場によって目的の解釈にズレが生まれることもあります。

そこで振り返りの第1ステップとして、目的を正しく理解できていたか・どのような解釈のズレが生じたかを確認するために、Objective(プロジェクトの目的を振り返る)項目を設けています。

KEEP:プロジェクトを通して、今後も活かせることは?

KEEPでは、実施して良かったことや、今後も継続して行いたいことを5分間各自でまとめた後、10分間のディスカッションを行います。先にKEEPを扱うことでポジティブな雰囲気を作りやすく、次のPROBLEMに進んだあとも発言しやすいメリットがあります。

PROBLEM:問題点と要因(仕組み)を整理する

PROBLEMでは、うまくいかなかったことや改善したいことを書き出し、ディスカッションします。その際、個人を責めるのではなく、プロセスや運用など「仕組み」の観点で要因を整理します。ディスカッションでは問題点をグルーピングし、プロジェクトの課題をひと言で表現します。こうすることで、問題点が明確になり、プロジェクトメンバー以外の人たちへの共有もスムーズになります。

例:前回出た問題点を分析し、ひと言にまとめたもの
「QCを向上させるためにも、ゴールのイメージとプロセスの共通認識が足りなかった」

TRY:次回、もっと挑戦できた・したいことは?

TRYでは、プロジェクトを通して発見した「今後試したいこと」をディスカッションします。以下の2つの軸を重視します。

  • KEEPで挙がった内容を強化する
  • PROBLEMで挙がった課題を改善する

Action:明日からの行動を宣言する

Objective〜TRYまでを踏まえて、明日から実行できるアクションプランを作成します。個人レベルのアクションプランを決め、メンバーの前で宣言して終了です。

KPT法を取り入れるメリット

  • 参加メンバーの意見をその場でグルーピングし、整理・分析まで行える
  • ステップがシンプルで、何を確認し何を話し合うべきか分かりやすい
  • 時間が定められているため、効率良く実施できる
  • 問題が可視化され、振り返り結果を共有された他のメンバーも理解しやすい
  • ボード上で整理することで議論が「人 vs 人」ではなく「仲間 vs 問題」の構図になりやすい

より効率良くPDCAサイクルを機能させるためにも、振り返り手法の1つとして「KPT法」を取り入れてみてください。

最後に

VENECTはクライアントとともに、ビジネス成長を目的とした伴走型の支援を行っています。そのため、プロジェクト実行後は、振り返りまでクライアントとともに行い、次につなげていくべきアクションプランを設計します。施策を実行したものの次に繋がらない、など課題をお持ちの方は、ぜひお気軽に下記お問合せフォームよりご相談ください。

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