- この記事でわかること
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- 新型コロナウイルス感染拡大が消費者の手洗いに対して与えた影響
- ハンドソープのブランド認知度調査
- ハンドソープの購買場所
読了目安:5分
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により私たちの生活に変化が起きました。その中でも感染対策の一つとして手洗いに対する意識変化が見られたと思います。VENECTでは、自社サービス「ブランド認知度調査 ※1 」のプロセスを使い、手洗いに対する意識変化、各ハンドソープに関する調査を行いました。
※1 ブランド認知度調査(https://www.venect.jp/services/brand-survey/)自社ブランド(商品/サービス)と競合の認知度や好意度、ブランドイメージを調査し、比較分析を行います。 最短13営業日で設計~レポートの納品が可能です。
- 目次
調査実施概要
今回の調査目的は、新型コロナウイルス感染拡大前後で手洗いの習慣に変化があったのではないか、習慣の違いによって選択するハンドソープの違いがあるのではないか、という仮説を検証するために調査を実施しました。
調査目的:新型コロナウイルス感染拡大前後の手洗い習慣の変化、ハンドソープに関する調査
調査対象者:20歳~60歳
調査地域:全国
調査期間:2020/11/14~2020/11/16
サンプル数:スクリーニング 4,221 本調査 556
まずは、新型コロナウイルスの影響で起きた手洗い習慣の変化について調査結果を公開いたします。
新型コロナウイルス感染拡大によって変化した手洗い習慣に関する調査
「手洗いの変化があった」と回答した人は全体の64.3%となっており、半数以上の人が新型コロナウイルスの影響で手洗いの習慣を見直したことが分かります。
各世代での手洗いの変化率では、60歳以上が67.8%と一番高く、次いで50~59歳で67.1%という結果になりました。
手洗いの回数の変化に関する調査
新型コロナウイルス感染拡大前後で1日の手洗い回数は以下のような変化がありました。
感染拡大後は1日に1~5回手を洗うと回答した人が33%減、逆に6~10回と回答した人が17%増という変化がありました。
続いて、ハンドソープに関する意識調査の結果です。
以前よりも手を洗うことが身近になった今、生活者が抱くハンドソープのイメージや重視点について調査を行いました。
ハンドソープとして思い浮かぶブランドについての調査
「キレイキレイ」と回答した人が78.6%と最も多く、次いで「ビオレ」71.8%、「ミューズ」68.7%となりました。
各ブランドに持つイメージ調査
「キレイキレイ」に対して持っているイメージとして最も多かったのが、洗浄力が高い(51.0%)、次いで除菌力が高い(46.9%)となりました。「ミューズ」は、除菌力が高い(64.1%)が最も多く、次いで洗浄力が高い(49.7%)という結果になりました。
「ビオレ」のイメージは、弱酸性(33.6%)が最も多く、次いで洗浄力が高い(32.6%)という結果となりました。
ウイルスを排除するために必要な殺菌、消毒力のイメージが強いブランドの調査
殺菌、消毒力の強いイメージがあるブランドは、「キレイキレイ」が53.8%、次いで「ミューズ」が55.1%、「ビオレ」が28.7%となりました。
ハンドソープを選ぶときに重視するポイントについての調査
ハンドソープを選ぶときの重視点として、最も多かったのが「価格」と回答した人で56.7%、次いで「洗浄力」が53.6%、「除菌力」が48.4%となりました。
手洗いの習慣に変化があった人がハンドソープを選ぶときに重視するポイントについての調査
手洗いの変化があったと回答した人の中で、ハンドソープを選ぶときに一番重視しているポイントは「価格」56.91%、次いで「洗浄力」が53.4%、「除菌力」が50.35%という結果になりました。
普段ハンドソープを買う場所についての調査
「ドラックストア」が79.1%、次いで「スーパーマーケット」が37.1%、「ホームセンター」が25%となりました。ECモールの中では「Amazon」でハンドソープを購入する人が11%と一番高い結果となりました。
新型コロナウイルス感染拡大により多くの人が手洗い習慣の変化があった中で、ハンドソープを選ぶときの重視点や各ブランドのイメージ、購買場所が明らかになりました。
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