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- この記事でわかること
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- 勉強会内容の概要
- 両社について
- 共感からブランドを創るために必要な考え方
読了目安:5分
今回は、創業当初から協業させていただいているWeb制作会社のUNITBASEさまとの共同勉強会の様子をお届けします!
「長期的に成長できるブランド創りの考え方を身に着けよう」というテーマのもと、3日間に分けてしっかりと考え方を身につけていきます。UNITBASEさまとVENECTでは、強みとしている領域やアプローチの仕方が異なります。しかし、両社とも「生活者にブランドの価値を届ける」という目的は同じです。そのため、お互いの強みを共有し合い、視野を広げようという思いのもと勉強会を企画しました。
- 目次
勉強会の内容
1日目:共感からブランドを創る
アート思考でブランドの価値を創るプロセス、またブランドの存在価値についてワークを含め考えていきます。生活者の共感からブランドを創る時代となっていている現代、その共感を生み出すために必要な考え方を紹介していきます。
2日目:企業、市場分析のポイントを知る
ブランドを創るために必要不可欠な市場、競合分析をしていきます。IRを見るときのポイントや分析方法が理解できる会となります。
3日目:DtoCブランドを設計してみる
1日目と2日目の内容をもとに、実際に自分たちでDtoCブランドを開発するワークショップを行います。ブランドを創るために必要な考え方やフレームワークなども紹介していきます。
両社について
UNITBASEさま(https://unit-base.com/)
クリエイティブ領域を専門とし、ロジカルな思考と心を動かす感性を共存させながら、戦略を具現化する強みがある企業です。大手メーカーやカード会社のブランディング等、多数の実績があります。
VENECT(https://www.venect.jp/)
マーケティングエージェンシーとして市場や競合調査から、企業に合った戦略を立案することを得意領域としています。企業が抱えている本質的な課題を導き出し、解決策の提案、実行までの支援をしています。
「好きなブランドはなんですか?」という問いから始まった1日目
両社が強い領域が違うからこそ視野が広がる時間に
私たちは、日々生活している中で多くのブランドに触れています。1日目は「共感からブランドを創る」というテーマでもあったため、勉強会では「好きなブランドはありますか?」「そのブランドを好きな理由はなんですか?」という問いから始まりました。普段、好きなブランドはすぐに思いついても、そのブランドをなぜ好きなのかということはなかなか言語化したことがないと思います。
メンバーからこんなブランドが出てきました!
① mitosaya( https://mitosaya.com/ )
→ 蒸留酒のパッケージを毎年変えていてデザイン性が高いから。お酒だけど、部屋に飾っているだけでも絵になる!
②カップヌードル( https://www.cupnoodle.jp/ )
→ 売れるまでの歴史、アプローチの仕方が面白いから好き!自分の好きなブランド、またその理由を共有したことによって、「ブランドとは何か」を深く考えるためのウォーミングアップができました。
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普段「ブランド」という言葉を使っているが「ブランドとは何?」と聞かれたとき答えられますか?
友人との会話の中や仕事上でも、「ブランド」という言葉をよく使っていると思います。しかし「ブランドってなんですか?」と聞かれたときに答えられる人はどのくらいいるでしょうか?マーケティング界で著名な4名は、ブランドを以下のように表現しています。表現の仕方はそれぞれですが、市場を見るとブランドの価値が必ず存在していることがわかります。
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ブランド価値は便利さから共感の時代に
ブランドの価値が存在しないと、生活者は対価を払わなくなり、ブランドの存続が難しくなります。価値とは二種類存在し、①役に立つ価値 ②意味がある価値です。多くのモノで溢れ、便利が過剰になっている現代では、役に立つ価値は低下しており、意味がある価値が重要視されている。そして意味がある価値には、必ず共感できる物語や美意識が存在します。
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では、どうやって共感を創るのか。
N=1から共感の種を掘り下げる
共感を創るには、大衆ではなく、特定のひとりの価値観や美意識、ライフスタイルに寄り添うことが大切です。徹底的にターゲットユーザーの感覚や衝動を掘り下げ、言語化することで共感されるブランドの種を見つけることができるのです。人の感情や感性を言語化するのは、いざとなると難しいものです。ですので、日々の生活で感じた感動や喜び、なぜそう思ったのかを考える癖をつけることで、共感を得るブランド創りへとつながるのです。
次回の勉強会では?
今回は「共感からブランドを創る」をテーマに、ブランドとは何か、共感を得るブランドを創るためにまずは、個の感性と向き合うことが重要であることを理解した1日目の勉強会でした。2日目は視点を変え、ブランドが成長し続けるために必要なIRや企業分析、競合分析のポイントについて勉強会を行います。
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