- この記事でわかること
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- 実店舗のメリット・デメリット
- ネット販売のメリット・デメリット
- ネット販売と実店舗の両方を持つメリット
- ネット販売と実店舗をつなげる方法
読了目安:4分
ネット販売と実店舗運営にはそれぞれ特徴があるため、両者を効果的にかけ合わせることで、欠点を補い合い相乗効果による利益の向上が見込めます。本記事では、両者の特徴を踏まえたうえで、連携するメリットや方法を解説します。
実店舗とネット販売の違い
まず、実店舗を構える場合とネットショップで販売を行う場合の違いを見てみましょう。それぞれにメリット・デメリットがあるため、両者の特徴を活かすことが重要です。
実店舗のメリット・デメリット
実店舗を構える主なメリット・デメリットには、以下が挙げられます。
実店舗のメリット
・お客さまとコミュニケーションが取れるため、ファンを作りやすい
・商品を実際に見たり触れたりしてもらったうえで販売できるため、トラブルになりにくい
・ネットショップとくらべ、価格競争に巻き込まれにくい
実店舗のデメリット
・開業までに時間がかかる
・販売できるのは営業時間内のみ
・開業・運営にコストがかかる
・集客が立地に左右される
・購入顧客全てのデータを蓄積できない
実店舗での販売は、お客さまと直接コミュニケーションを取ることができるため、リピーターを増やしやすいメリットがあります。一方デメリットとして、物件探しや契約など開業準備に時間がかかること、初期費用・賃料・光熱費などのコストがかかることなどが挙げられます。
ネット販売のメリット・デメリット
ネット販売の主なメリット・デメリットは、以下の通りです。
ネット販売のメリット
・いつでもどこからでも購入できる
・開業まで時間がかからない
・開業・運営にかかるコストが安い
・個人でも気軽に始められる
・顧客情報(購入履歴含む)データの蓄積が可能
ネット販売のデメリット
・商品を直接手に取れないため、返金やクレームが起きやすい
・ショップを認知してもらうのが大変
ネット販売は24時間365日、家からでも会社からでも購入でき、時間やコストをかけずに気軽に始められる点が主なメリットです。デメリットとしては、基本的には写真や文章でしか魅力を伝えられないことや、返品につながる恐れが高いことなどが考えられます。
ネット販売と実店舗の連携で相乗効果が見込める
前述のとおりネット販売と実店舗にはそれぞれ特徴があるため、両者を連携させることで相乗効果が見込めます。具体的なメリットや連携する方法を見てみましょう。
ネット販売と実店舗の両方を持つメリット
ネット販売と実店舗を連携させることで利便性の向上が見込め、機会損失の防止に役立ちます。お客さまはネット販売で何時でもどこからでも買い物でき、商品は店舗で受け取ることができます。また、複数店舗を運営している場合、店舗に在庫がなくてもネットから注文し、他店舗から商品を届けられます。ほかにも、ネットショップでクーポンを発行して実店舗への来店を促す、ポイントカードをネット上で管理できるようにするなど、連携することでさまざまな施策を打つことができます。
ネット販売と実店舗をつなげる方法
ネット販売と実店舗をつなげるには、自社でゼロからシステムを構築する方法と、連携できるサービスを活用する方法がありますが、コストや手間を考慮すると後者がおすすめです。具体的なサービスとしては、マーケティングに強みを持つBOPISが挙げられます。BOPISとは、オンラインで購入した商品を店舗で受け取る仕組みで、効果検証や販売・在庫計画の最適化など、マーケティング施策としても役立ちます。
最後に
マーケティングの戦略立案〜実行支援まで一気通貫で行うVENECTでは、変化を続ける生活者の生活様式に合わせたマーケティング支援を行い、顧客体験を設計することが可能です。 以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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