インタビュー

【対談】コモン・クリエーション株式会社
牟田様×VENECTデザイナー辻野

今回は、LP兼サービス紹介ページの改修及び展示会ツールの制作でご支援した、コモン・クリエーション株式会社の牟田様に、VENECTの支援についてお話を伺いました。弊社エクスペリエンスデザイナー・辻野との対談形式で、プロジェクトを進めるうえで大切にしていることや工夫についても明らかにしていきます。

(写真) 右から、コモン・クリエーション株式会社 牟田 和貴様 (以下、牟田) 、
ヴェネクト株式会社 エクスペリエンスデザイナー 辻野 純也 (以下、辻野)

貴社の事業と「Med-Well」について教えてください

牟田:
弊社はITの開発会社で、Webサービスや企業のソフトウェア、部分的なハードウェアの開発支援を行っています。様々なサービスや事業を展開していますが、病院の人手不足や収益改善への動きが非常に強い今、特に注力しているサービスが「Med-Well」です。

Med-Wellは、もともと企業や自治体向けに提供していた、LINEを使った運用ソリューションを病院向けにアレンジしたサービスです。一言で表現すると「病院向け専用LINEアプリ」で、飲食店ではよく見かける、LINE上で予約や注文をするアプリ、その病院版だと思っていただければ想像しやすいかと思います。病院の診療予約をしたり、診察室の待合で順番が来た時に通知を受け取れたり、そういったサービスを提供しています。

依頼の背景やきっかけを教えてください

牟田:
弊社はエンジニアかソフトウェア開発のメンバーがほとんどで、営業専門のスタッフがいません。そのため、Med-Wellというサービスを広めるにあたり、これまでは、Webサイトや資料など他社のサイトを参考にしつつ、見よう見まねで作っていました。

しかし、弊社サービスは基本問い合わせベースで、過去導入いただいた病院さんのニュースリリースを見てお問い合わせいただくことが多いのが現状です。そのため、いかに様々な手段で接点を持ち、Webサイト経由で問い合わせを増やすか、が非常に重要になる一方、Webサイトが手作りのものであることに危機感を感じていました。

また、同じタイミングで展示会への出展の話も進んでいたため、Web周辺を総合的に取り組まなければならないという課題感がありました。これが背景の一つです。

もう一つ、なぜVENECTさんにお願いしたかというと、Webサイトは半分以上マーケティングの観点で作っていかなければ上手くいかないと考えていたためです。
当初は、VENECTさんにWebサイト制作のみをお願いしてよいのか迷いもありましたが、まずは相談してみようと思い、あえてマーケティングエージェンシーであるVENECTさんへ「こういうのはできませんか」とご相談しました。

ご相談を受け、どのようなアプローチをおこないましたか

辻野:
オーダーは、既存のLP兼サービス紹介ページの改修でした。Med-Wellのサービス紹介およびお問い合わせ窓口のサイトとして、適切なコンテンツ構成およびデザインになっているかという課題感をお持ちでしたので、伝えないといけない情報がターゲットに対し適切に伝わるかという部分の情報整理や、訴求ポイントの整理から着手させていただきました。伝えたいことはもちろん、受け手側がきちんと理解でき、意図が伝わり、問い合わせしたくなるような、そういったアプローチで構成を提案させていただきました。

toB向けの支援で気をつけた点や工夫した部分はありますか

辻野:
今回はサービスの対象が医療関係と、弊社であまり対応のない業界のご相談ではありました。見た目のところでは、清潔感やサービスがもたらす「信頼感」と、サービス自体が持つ”LINEで気軽に”といった、導入や使用に対するハードルが高くないという「親近感」の両軸を実現できればと考え、全体のトンマナ(※)の方向性を定めました。

(※)トンマナ:トーン&マナー(tone and manner)の略語。デザインや文章などに一貫性を持たせるルールのこと。

▲ 「Med-Well」Webサイト|既存のLP兼サービス紹介ページ デザインイメージ

その他に、今回の目的を達成するために気をつけた点や注力した点はありますか

辻野:
どのようなご相談でも、まずは事前のインプットから着手しています。対象が病院の中でも「総合病院」という規模の大きい病院だったため、事前の情報収集では、病診連携など、小規模病院にはない総合病院ならではの悩みについても調査しました。

他にも、診療予約の現状については、手間や人手がかかる部分であり、総合病院ならなおさら患者さんが多かったりもするので、全体に関わる情報の把握に努めた上で携わりました。

Webサイトと異なる媒体の展示会ツール制作で配慮したことは何ですか

辻野:
展示会用ツールは、サービス紹介ページ制作で内容がある程度形になっていましたが、オンラインとオフラインという違いがあります。また、オフラインといっても展示会は、来場者が特別な目的を持っている場であり、サービスを売り込む場になります。掲載内容はサービス紹介ページをベースとしながらも、ポスターならば来場者の目に留まり、立ち止まらせる目的で情報の取捨選択をしました。チラシに関しては、手元で持ち、来場者に向けてサービス説明を行うためのツールとして、情報整理や見せ方を工夫しました。具体的には、どういった課題が解決できるサービスなのかを手元で参照しつつ、対面でも説明しやすい設計にしています。

▲ 展示会ツール(チラシ)のデザインイメージ

牟田:
情報整理していただき、しっかりしたものをつくっていただいてありがたいです。展示会は初めての出展だったのですが、訴求したいことがきちんと伝わっていました。

制作プロセスの中で印象に残っているやり取りやよかった点はありますか

牟田:
辻野さんに情報設計をしてもらい、サイトの構成案とワイヤーフレームをご提案いただいたのですが、スピードも速く、要点もきちんと整理されていて、素晴らしいなと思いました。また、最初にご相談した際には「どのようにページへアクセスしてもらうか」という観点からも、的確なアドバイスをいただいたことが印象に残っています。

これまでは検索してもWebサイトがヒットしなかったんです。そこで、広告を打った方が良いか相談をしたところ「まずはブログを継続しつつ、このタイミングでこういうPRをしていきましょう」等のアドバイスを頂きました。その通りに対策した結果、現在は上位表示ができています。その後は目標にしていた月間の問い合わせもきちんと入ってくるようになり、確実に目に留まるようになっています。

辻野:
弊社の大脇(VENECTの代表)からのアドバイスですね。アドバイスさせていただいたような流入の施策を別途実施されて、流入が増えたということでしょうか。

牟田:
そうです。具体的には、あるタイミングでプレスリリースを出しつつ広告を打ち、色々な角度から記事を書きました。また、毎月更新していたnoteの記事についても、内容をしっかり書き込むことに加え、現在のサービス紹介ページへの流入経路を作るようにすること、加えてどの記事からユーザーが入ってきているのかを改めて確認するようにしました。しっかり取り組めば、きちんと成果が伸びていくものだと実感しました。

辻野:
サービスへのニーズが高いと思うので、適切に入口を設けることで入ってくる人は多いでしょうね。

お客様からの反応はありましたか

牟田:
展示会では、想定していたリード獲得数を上回る多くの病院さんに立ち止まっていただくことができました。Webサイトは元々の問い合わせ数が月1、2件だったところ、月5、6件と継続的に発生しています。流入数は更に増えていて、確実に成果が表れており、安定した集客ツールになっています。

12月にも展示会出展の予定があり、VENECTさんへポスター制作のご相談をしています。その後も機会があれば出展して徐々に展示ツールを増やしていこうと思っています。

貴社の今後のマーケティング課題や目標について教えてください

牟田:
サービスの体系を変えていきたいと考えています。現在Med-Wellは診療予約がメイン機能ですが、LINEを接点として、患者さんと病院の間でコミュニケーションを行うなど、他にも出来ることが色々あります。今後は一部フリープランにしながら、アドオンのように機能が追加できるような仕様にして事業展開をしたいと考えています。

その際には、Med-Wellを看板として、その下に各機能がぶら下がっていく形にしていきたいと考えており、現在フリープランのサービス体系を整理しているところです。早くサービスをリリースしたいので、手作業で進めていますが、サービス体系の設計後、何を訴求するかや、プロダクトの見せ方については、またご相談させていただきたいと思っています。

VENECTへ依頼してよかったと思える点があれば教えてください

牟田:
細かい部分も遠慮なくご相談させてもらっていますが、迅速かつ柔軟に対応していただけるところが本当にありがたいです。先ほどお話しした通り、弊社には営業やマーケティングの専門スタッフがいないため、デザインとマーケティングの二軸でご相談ができることをとても心強く感じています。引き続きよろしくお願いいたします。

辻野:
宜しくお願いいたします。

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