Member’s Interview

客観的な数値やデータに基づき、ビジネス成長のためのマーケティング支援を行う

北澤 正樹

プロデューサー

音楽系の出版社と編集プロダクションで、エディターとして約4年勤めた後、CSTV局、制作会社へ。仕事をする中でマーケティングに興味を持ち、セールスプロモーションを行う企業へ転職。よりデータを活用したマーケティング支援をしたいと考え、2023年にVENECTへ入社。

これまでの経歴

元々は本を作りたいという単純な動機から、出版社への入社を考えていたところ、偶々ご縁があり音楽系の出版社と編集プロダクションに入社。そこでは、3年から4年程、編集者としてエディトリアルやライティングの仕事などをしていました。その後、広報周りの手伝いをしてみないかと声をかけられ、違う世界を見てみたいと思い、CS放送のテレビ局に転職。資料作成や、フライヤー、イベントのツール作成、また、フェスに出展する企業のブース出しとして、グッズや配り物を作ったりしていました。

30代になったときに、改めて当初の「本作り」の方へ戻ってみようと思い、制作会社で製品カタログを作る仕事に携わることに。その会社では、メーカーの新規事業のプロジェクトで会議のファシリテートを行うなど、制作するというこれまでの仕事とは異なり、企画を作るに近い仕事で、やってみたらすごく面白かった事を覚えています。これまではエディトリアルの目線だったのが、マーケティング寄りの目線でする仕事に初めて触れ、こちらの仕事の方が将来困らなそうだし、面白そうだなと思ったのが、マーケティングという仕事に興味をもったきっかけです。

その後、前前職にあたるショッピングセンターのセールスプロモーションの仕事を10年ほどしていたのですが、プロモーションの施策をとにかく回していくような業務が多く、効果の測定や、どんなターゲットを狙うのかといった次に生かしていく部分があまり出来ていない事に気づき、プロモーションの成果の見える化を出来ないかと、来客や売上のデータを収集したりと色々取り組んでいました。

VENECTを選んだ理由

取り組んでいく中で、点ではなく、きちんと線で繋いで、客観的な数値やデータに基づいて考えていくような仕事をしていきたいと考えたためです。ばらばらに施策を行っていくのではなく、実行して、結果を分析して、次の施策に生かす、といったPDCAを回しながらナレッジを貯めて、次に繋いでいける様な「線」の仕事として、マーケティングの仕事をしたいと考えました。

また、デジタルの文脈も昨今では外せないなと考えていた点もあります。VENECTに転職する前は、主に店頭の仕事をしていたのですが、デジタルサイネージが導入されたり、リテールメディアの話が上がってきたり、デジタル技術が店頭の中にも投入されていくなかで、顧客の行動を分析して見える化したいというオーダーが増えている実感がありました。実際導入を進めても、データの取り方や使い方が、ノウハウが無い故に上手く活用出来ない場面も多くある中で、デジタルの文脈がわかっていないと、今後マーケティングの本髄に触れられない様な気がして、マーケティングとデジタルの両軸で仕事ができる会社を探していたところ、VENECTと出会ったのです。

VENECTに対し特に共感したところは、数字やデータといった客観性のあるものをベースに物事を考えている、ファクトベースなところです。前職で提案をする際も、感覚ではなく、客観的な数字やデータがあると、実施する意味や売り上げとどう紐づいているのか説明しやすく、話しやすかった経験がありました。ですから、数字で話せる文化がある環境は面白そうだなと思いましたし、自分のやりたい事と合致していたのです。

面接で印象的だったこと

印象的だったのは採用面談の時の課題提出です。ワンページメモという課題を出されたのですが、これがとてもハードでした。本来仕事の中できちんとやっていなければならないことではあるのですが、A4用紙1枚にまとめなければならないという制約があり、まとめ切るのがなかなか難しいのです。

ワンページメモとは要するに提案の本質を端的に掴んで見える化するのですが、限られた分量にまとめる為に、余計なものを削ぎ落として、本当に必要なものを残さなければなりません。ファクトとして何故そう考えたのか、裏付けとなるデータや資料のソースをきちんとつけて提案する、という部分で、VENECTの文化を理解できたなと思います。参考情報として添付して頂いた社内wikiからも、教育の部分や社内のナレッジを大切にしているんだなと感じられました。

現在担当しているプロジェクトと役割

弊社はtoCのお客様が多いのですが、私は、公共団体系の案件など、toBのプロジェクトも担当しています。他には、OA機器メーカーの年間プロモーションや、リテールの広告案件もメインで担当しています。

役割は、プロデューサーとして、クライアントとの折衝から、WBSを使用したプロジェクト推進、メンバーのアサイン(役割分担)、予算管理を行う事です。プロジェクトによっては、編集の仕事をしていた経験を生かし、LPのワイヤーフレームや、バナーのクリエイティブなど、ディレクション業務を担当する事もあります。広告運用を、メディアエージェンシーの方や、社内の広告運用チームと共に進めたり、最終的なレポーティングを作成したり、頭からお尻まで全て行っています。

VENECTの文化

業務に枠が無いので、色々な事にチャレンジしたい方や、自分の業務領域の周りの部分にも触れていきたいと思っている方には、非常に良い環境だと思います。提案から実行まで、お金も人も全て含めてみていくので、終わった後のやり切った感覚は強いです。社内の文化としても、ロジックベースで話せたり、スピード感があるので、提案ごとにレベルアップが出来る環境だと思います。

最後に

私たちは「データを活用して、どのように人の心を動かすか」を追求しています。クライアントの先にいる生活者の心を動かし成果を生み出すことが、クライアントへの価値提供であると考えています。データに基づいたマーケティング施策は、結果などの数値の検証を繰り返し、再現性を高めることで、より良い成果を導きます。また成功体験だけではない様々なラーニングを共有し、各プロジェクトへ活かすことをVENECT全員が大切にしています。

クライアントと直接コミュニケーションが取れず、課題の具体的な共有や本質的な解決に至っていないとお悩みの方、VENECTで一緒にクライアントの課題解決へつながる仕事をしませんか?

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